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バイアグラの偽物について

バイアグラ錠剤

ED(勃起不全・勃起障害)は男性にとっての大きな障害であり、一生のうちに誰もが発症したくないと考えている事でしょう。
発症すると、後に生きるモチベーションをも失いかねません。
しかし、1998年にバイアグラが開発されて以降はEDで悩む多くの人への救世薬となりました。

今では医療機関での処方以外に、海外輸入を行っている通販サイトでも簡単に購入する事ができます。
一般的に多くの人にも広く知られているため需要が高い薬品です。
そのため、通販サイトで最も取り扱われるED薬です。しかし、中にはバイアグラの偽物が販売されている事もあります。
パッケージなどの見た目ではなかなか偽物とは判断しづらいほど巧妙に作られています。特に初めて購入する方にとっては、正規品と比較ができる情報がないため誤って購入したり服用してしまうケースが後を絶ちません。
もちろん薬剤の成分は全くのデタラメであり、うまく体内で消化ができなくなったり大きな害をもたらす可能性が非常に高く大変危険です。

偽物を見分ける方法

バイアグラ錠剤とシート

では、このように劣悪なバイアグラの偽物を見分けるにはどうしたらよいのでしょうか。まずパッケージについてですが、偽物には正規品と違った配色が施されていたり、ボトルの形状が違っている事があります。
次に薬剤ですが、正規品には製造元であるファイザー社を意味する「pfizer」の刻印が表面にハッキリと記されています。偽物にはこのような刻印がされてなかったり、やたらと鮮やかな色合いであったりと不自然な点があります。
また、正規品の表面は青色のコーティングが施されて、ピルカッターで薬剤を割ってみると中身は白色です。さらに水で溶かしてみると約1分後には成分が水に溶けて姿を消します。
その一方で、偽物はいつまで経っても溶け出さずに元の形を留めるなどの違いがあります。本来は体に入れてはならない有害物質が含まれているのです。

服用に関する危険性

白い錠剤

バイアグラの偽物が世界中に多く出回っているのは以前から問題視されています。もし偽物を服用した場合、不明な成分によって重大な被害を受けてしまう危険性があります。 しかし、健康被害があっても海外薬品を購入した場合は全て自己責任となるため、後に大きなサポートを得られるような事はありません。

では、このような偽物の薬にはどのような成分が含まれているのでしょうか。
まず、正規品バイアグラの特徴である薬剤の青色は成分が劣化しないように特殊なフィルムでコーティングされており、薬剤の中身は白い成分になっています。
これに対して偽物は正規品の青色に似せるために有害なペンキやインク塗料に漬け込んで作られています。さらに薬剤の中身にはただ小麦粉を用いて固めたような成分や、過去には殺虫剤の成分・壁材が混入されている事例があります。
また、有効成分のシルデナフィルが薬品量に対して過剰に配合されている場合もあり、服用すると体内の血圧が急激に下がり意識障害を起こして緊急搬送される事件が海外で実際に起こっています。
過去には日本国内でも、偽物ED薬を服用したのが原因で後に心筋梗塞を起こして死亡に繋がる事件がありました。
もしバイアグラを服用してから体に異変が現れた場合には、すぐに病院で検査してもらい適切な処置を受けましょう。

こうした健康被害がある事から、製造側はあくまで使用者の健康面を考えているわけではなく、自身の利益を得るべく偽物薬品を製造しており薬品の成分には十分な知識は持っていないのです。
もちろん、重大な被害を受けた後に服用した事を後悔しても健康な体は戻ってきません。偽物薬品を服用するのは大変危険であるとしっかり認識しておきましょう。

製造現場の実態

製造現場

人が体内に摂り入れる薬は、当然ながら清潔な環境の下で管理されて安全に製造されるのが常識です。正規品バイアグラも同様に品質管理が徹底して行なわれており製造されています。
しかし、偽物薬品が実際に製造されている現場は、私たちが想像しているよりも不衛生な環境で製造されている事が非常に多いです。 製造現場の様子を見てみると、到底薬が作られているとは思えないほど劣悪な環境で製造されているのが分かります。

人の目が届かないような場所の換気がされていない地下ガレージ内や、ホコリまみれの部屋で製造されています。とても安全とは言えない改造された機械で手作りされた薬は、不潔なポリ袋などに無作法に入れられて管理されていない場所に放置されています。
そして、使いまわしのボトルに入れられた後に不当な取引で売買されているのです。

当然このような環境で製造された薬にはゴミや不純物が混ざり、目に見えない細菌類が入り込むのも考えられ、服用すると体に害を与える危険性が高まってしまいます。
これまでに海外で摘発されたのは60カ国以上にもなり、利益を優先するためには手段を選ばずに不正に作られた偽物薬品が世界中に流通されています。
いくら摘発しても後を絶たないのが現状となっているのです。

偽物流通の理由

こういった偽物のバイアグラが世の中に多く流通しているのには、常に需要が高くネットで格安で購入しようとする者も絶えない事が深く関連しています。
売り手側となる販売サイトが多くなると価格競争が起きます。すると販売側に紛れ込んで安い偽物のバイアグラを売り出して、少しでも安くで購入したいと考えている消費者が目をつけて購入してしまいます。

販売によって利益を得た悪徳な製造業者は、製造資金が手に入り新たな偽物の薬を開発するようになるのです。
偽物薬品を製造する国は中国やタイ・フィリピンなどの主にアジア圏が多いのが事実です。これらの国は貧富の差が激しく、摘発されにくい環境のもとで製造される事が多いため不正な流通が起こりやすい特長があります。
このような国では、本来取り締まるはずの組織が裏で製造側と取引している事もあるようです。

ファイザー社の対策

薬品タグ

偽物のバイアグラに頭を悩ませているのは購入者ばかりではありません。バイアグラを取り扱っている病院側も困っているようです。あまりにも世の中で偽物が多く出回っているため、製造元であるファイザー社が偽造薬との区別が分かるように対策に乗り出しました。

それはRFIDタグと呼ばれる小さなチップで、バイアグラを保管する容器ボトルのラベル内側に貼り付けて管理ができるといったものです。商品のIDコードが記された無線タグになっています。
すなわち、ラベルを剥がしてRFIDタグが無ければ偽物であると判断ができる仕組みになっています。今後も偽造防止の対策が進化していくように、ファイザー社は取り組んでいます。

通販サイトの選び方

男性とパソコン

今ではバイアグラの偽物が世界中で多く流通しており、警戒していても流入を防ぐ事は大変難しい問題です。このような偽物を購入しないためにも、窓口となる信頼性の高い通販サイトをしっかり見極めて選ぶのが重要となります。
悪質な通販サイトは日本国内でも数多く存在しており、知名度の高い通販サイトを偽って商品を販売する場合や、商品を注文しても配送されず電話やメールをしても連絡がとれない場合があります。
実に巧妙な手口を使っているため判断するのも難しいですが、見分ける方法をいくつか紹介します。

まずは、薬の値段が他のサイトと比べて極端に安い場合は注意が必要です。明らかに購入を促すための手段であり、偽物の可能性が高いでしょう。
決済方法はクレジットカードがしっかり対応されているか確認しましょう。通常カード会社からの信頼が得られていない場合は、クレジット決済ができないため一つの判断材料となります。銀行振込や代引きのみで販売取引されている場合は怪しいと判断してもよいでしょう。

特定商取引法についてサイト内で記載されているかもチェックしましょう。消費者とのトラブルを防ぐためのルールを明記するものであり、販売側の利益を重視するような一方的な取引にならないように通常サイト内で表記しなければなりません。
また、問い合わせ窓口が設けられているかも確認しておきましょう。緊急時や何か困った場合は、すぐに連絡が取れるようになっています。一度連絡して確認してみるのもよいでしょう。
このように判断基準となる点を踏まえて、自身で信頼性の高いサイトを見つけて購入するようにしましょう。